緑地デザインにおける思考プロセスに関する研究(その1) : フォルムの分解
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概要
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本論文は,緑地デザインにおける思考プロセスに関する選定された要素の展開の研究である。今までになされた研究によれば,要素の展開は概ね次の3つの立場に分かれている。(1).デザインを直観的創造的な行為とする観点。(2).デザインの行為を科学的計量的な手順とする観点。(3).デザイン対象の内容が操作される情報をフローとする観点。ここでは,上記の(2)を主体としながら,現象イメージの認定,部分の抽出,部分の展開と部分の組合せ,この4つの段階で,限定された部分のパターンのみを前提条件とし,あらゆる可能性を検討した。デザイナーが自分で行う決定のすべてに対して,納得のいく理由を与えることができないとしても,デザイン行為を説明することは可能と考えられる。
- 千葉大学の論文
- 1996-03-29
著者
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