オープンアクセスを想定した日本語学術論文ファイルの自動判定(デジタルアーカイブの応用,テーマ : 「デジタルアーカイブの活用(応用)」および一般)
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概要
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オープンアクセス環境が進展するにつれ、セルフアーカイビングの形式で自らの研究成果を公開する研究者が急増している。そのような成果は、従来のすべてのウェブを対象とする検索エンジンからもアクセスが可能であるが、検索結果中の他のものに埋没してしまうことが多い。そこで、本研究ではウェブコンテンツ中からの学術論文、あるいは論文に準ずるコンテンツを判定するシステム構築を目指し、SVMなど、多くの手法を用いて自動判定実験を行った。自動判定の手がかりとなる属性群としてはファイル中に出現する語と経験的なルール群を用いた。実験ではSVMでは高い精度、ナイーブベイズでは高い再現率が得られるなど、各手法の特性が明らかとなった。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2006-03-22
著者
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上田 修一
慶應義塾大学文学部
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池内 淳
大東文化大学
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安形 輝
亜細亜大学
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石田 栄美
駿河台大学
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野末 道子
鉄道総合技術研究所
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石田 栄美
国立情報学研究所
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久野 高志
作新学院大学
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野末 道子
鉄道総研
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野末 道子
鉄道総合技術研
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池内 淳
筑波大学図書館情報メディア系
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池内 淳
筑波大学
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上田 修一
慶應義塾大学
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安形 輝
亜細亜大学国際関係学科
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