<報告>脳性麻痺児の居住環境整備について : その2 : 機器類の導入時期について
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概要
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脳性麻痺児の生活機器導入の実熊を知るために, 肢体不自由児施設および診療所に外来通院している脳性麻痺児の親と担当セラピストから聞き取り調査を行った。2歳から23歳までの90名のうち86名96%のケースが一人平均5.6件の機器類を導入していた。機器の種類は移動用具が最も多く, 次いで座位保持用具であった。ほかに食事, トイレ, 入浴用具の順で多かった。導入された時期は, 移動関連用具では, 乳児期にベビーカー次いで幼児期にバギーになり, そして歩行器と車椅子とを導入していた。痙直型四肢麻痺とアテトーゼ型は, 車椅子や姿勢保持装置の導入に類似した傾向があり, 痙直型両麻痺児は歩行器, 杖, 短下肢装具など移動の自立につながる装具などが多かった。機器類を導入したことによって, 日常生活動作の自立度の向上したケースと, 重度児では介護度の軽減につながったケースがあった。
著者
-
宮口 英樹
広島県立保健福祉短期大学作業療法学科
-
近藤 敏
広島県立保健福祉大学作業療法学科
-
吉川 ひろみ
広島県立保健福祉大学
-
田端 幸枝
広島県立保健福祉大学
-
森下 孝夫
広島県立保健福祉大学
-
伊藤 信寿
広島県立保健福祉短期大学作業療法学科
-
本田 克彦
広島県立身体障害者リハビリテーションセンター
-
宮口 英樹
広島県立保健福祉大学作業療法学科
-
宮口 英樹
広島県立保健福祉大学保健福祉学部作業療法学科
-
柴田 邦宏
広島県立身体障害者リハビリテーションセンター
-
今在家 信司
兵庫県立のじぎく療育センター
-
森下 孝夫
広島県立保健福祉短期大学作業療法学科
-
伊藤 信寿
県立広島大 保健福祉
-
伊藤 信寿
県立広島大学 保健福祉学部コミュニケーション障害学科
-
宮口 英樹
広島県立保健福祉大学
-
今在家 信司
兵庫県立のじぎく療育センター理学療法部
-
宮口 英樹
広島県立保健福祉短期大学
-
伊藤 信寿
県立広島大学保健福祉学部作業療法学科
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