保護者の保育ニーズに関する実証的研究

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概要

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充実した保育活動の実現にとって、保育者と保護者との信頼関係の構築が不可欠である。そのためには、保育方針や内容に対する保護者の期待や要望を的確に捉え、そうしたニーズに対応した保育実践をすすめることが必要になる。同様に、時代や保育現場の要請に応えうる保育者養成を責務とする教育機関にあっても、保育ニーズの把握は重要な意味をもつ。本研究では、園児をもつ保護者を対象として、「幼稚園の選択基準」、「保育内容に関する期待」、「保育サービスへの期待」という3つの観点から、質問紙による調査を実施して、保護者の保育ニーズの実態を明らかにするとともに、幼児教育カリキュラム改善のための基礎資料を得ようと考えた。

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