前方後円墳型式の地域性に関する考察
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概要
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畿内型を起源と考える前方後円墳の型式論では説明のつかない墳形をもった古墳が各地に遺存している。こうした墳形の特異性に関するくわしい研究は、従前あまり行われて来なかったと思われる。本稿では、筆者の計測システムを用いて計測された平面企画の計数値にもとづいて各地に遺存する前方後円墳の墳形の特異性を明らかにするとともに、畿内型との関連性についての一考察を述べる。とくに前方後円墳出現期〜前期末(3世紀末〜4世紀後半)に焦点をあてて、墳形の地域差を畿内型との対比の中で考察する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2006-01-27
著者
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