看護学校教員の教育プログラムに関する研究
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本学教育研究センターの専門職研修の一つである埼玉県看護教員養成講習会のあり方を検討するために、(1)全国および埼玉県の看護学校教員養成と専任教員確保の動向、(2)看護教員養成講習会と看護系大学のカリキュラムとの比較、(3)埼玉県看護教員養成講習会受講生の学習ニーズを分析した。その結果、看護教員養成に都道府県が大きな役割を果たしており、看護系大学の教員が教育プログラムの企画に参加または授業科目を担当している例に比して、大学が看護教員養成をしている例は未だ少なかった。一方、過半数の受講生は大学進学を希望しており、働きながら勉学が可能な環境を求めていた。また、先進的な看護継続教育プログラムを提供している担当者からは、看護教員養成課程を大学・大学院課程に取り込むこと、現行の教育プログラムの評価の必要性が指摘された。今後、大学のリカレント教育を発展させる上で、看護教員養成における大学教員の教育経験を有効に活用する意義が示唆された。
- 埼玉県立大学の論文
著者
-
渡部 尚子
聖路加看護大学
-
渡部 尚子
埼玉県立大学
-
野川 とも江
埼玉県立大学保健医療福祉学部看護学科
-
宮地 文子
埼玉県立大学保健医療福祉学部看護学科
-
中崎 啓子
埼玉県立大学保健医療福祉学部看護学科
-
服部 満生子
茨城県立医療大学保健医療学部看護学科
-
野川 とも江
埼玉県立大学 保健医療福祉学部
-
渡部 尚子
埼玉県立大学 保健医療福祉学部看護学科
-
服部 満生子
茨城県立医療大学付属病院 看護部
-
甲田 望
埼玉県立大学保健医療福祉学部看護学科
-
石田 靖子
埼玉県立大学短期大学部看護学科
-
矢嶋 千歳
埼玉県庁健康福祉部医療整備課
-
越塚 静江
埼玉県庁健康福祉部医療整備課
-
中崎 啓子
三郷市教育委員会
-
渡部 尚子
埼玉県立大学保健医療福祉学部看護学科
関連論文
- 病院組織におけるコーディネーションの実際 : 指示出し・指示受けの会話分析から
- O-196 卒後10年以下の助産師のキャリアへの見通しに関する認識(Group32 助産師教育,一般口演,第50回日本母性衛生学会総会)
- O-195 キャリア認識からみた新卒1年目の助産師(Group32 助産師教育,一般口演,第50回日本母性衛生学会総会)
- 324 助産師基礎教育1年課程卒業の助産師のキャリア発達の特徴と病棟看護管理者の認識(助産師・保健師等1 勤務満足度,第49回日本母性衛生学会総会)
- 380 助産師のキャリア開発とキャリアパスに関する文献的考察(Group63 助産師2,一般演題ポスター,第48回日本母性衛生学会総会)
- 370 看護系大学統合カリキュラムで教育された助産師の卒後の看護実践能力の変化、仕事と人生設計についての認識(Group61 学生教育4,一般演題ポスター,第48回日本母性衛生学会総会)
- P-082 学士課程で助産師教育を受けた助産師の就業後の体験(Group43 学生教育,ポスターセッション)
- P-081 社会のニーズから考える助産師教育(Group43 学生教育,ポスターセッション)
- P-058 大学卒業時における「リプロダクティブヘルス・ライツに関する理解」(Group43 学生教育,ポスターセッション)
- 看護学科における県内病院インターンシップ事業の試み
- 埼玉県における看護系大学卒業生の採用とキャリアアップ
- 3-4 看護系大学生が認識している、医療場面におけるジェンダーの問題 : 実習や臨床での体験から(第3群)(第31回日本女性心身医学会学術集会)
- 看護師の職業的アイデンティティの発達過程
- 座談会 多様化する介護家族に何を提供できるか (介護家族という新しい家族)
- リハビリテーション期にある患者への化粧療法への取り組み : ユニフィケーションの視点から
- 看護学生のみの演習とインタープロフェッショナル演習の学習プロセスの比較
- 単独学科演習とインタープロフェッショナル演習の学習成果の比較
- 看護基礎教育におけるインタープロフェッショナルワーク演習における学習成果の検討
- 痴呆性高齢者の家族主介護者からみた痴呆の問題行動と要介護度と関連
- 本学保健医療福祉学部学生の入学時の背景と特性 : 3年間の継続調査結果から
- 認定看護師教育セミナー実践報告 : 求められる認定看護師教育の展望
- 食に関する保健指導を行う看護職の意識調査
- 在宅要介護高齢者・家族の社会サービスに関わる要因
- 事例検討会における師長の拡張的学習 : 活動理論による分析
- 看護組織のチーム力と職業的アイデンティティとの関連
- 社会的ひきこもり青年を抱える家族の課題認識に関する研究
- リハビリテーションに従事する看護職の連携に関する研究 : 茨城県のリハビリテーション推進病院看護職の連携
- 家族看護学における看護学生の学びの様相
- 長年看護教育に携わって(第10回聖路加看護学会学術大会)
- 看護教員の教育力を問う
- 助産婦のキャリア発達に関する研究-その2- : 助産婦の達成目標傾向からの分析
- 看護学生の男性助産士に関する意識--男性助産士導入のディベート前後における調査から
- ドイツにおける助産教育・助産業務
- 助産婦のキャリア発達に関する研究 : 助産業務の自己評価からの分析
- 病院における分娩後の母子の在院日数決定に影響する要因
- 専門看護師の立場から
- 看護教員養成課程修了者の看護研究への取り組みと関連要因
- 保健師の研究活動と大学への支援ニーズに関する検討
- S県における看護教員養成講習受講者の看護研究の取り組みに関する研究 : 受講中の看護研究に関する認識と受講後の看護研究の実施状況に関する分析
- リハビリテーション看護実践と看護職の役割に関する研究 : 茨城県内のリハビリテーションに従事する看護職の連携推進
- 看護学校教員の教育プログラムに関する研究
- 看護学科専門公開講座の報告 : 事例検討を用いた専門職者の実践能力を鍛える公開講座
- 保健所・保健センター実習における学生の学び
- 精神病院が提供する継続教育プログラムの特徴 : S県内の精神病院とその他の病院との対比から
- 要介護高齢者・家族の3年後の追跡調査の検討
- 地域ケアサポートシステムの構築要因と課題の検討 : 与野市のシステム分板から
- リハビリテーション看護実践と看護職の役割に関する研究 : 茨城県内の主なリハビリテーション推進病院の看護職の連携に関する考察
- リハビリテーション看護実践と看護師の役割に関する研究 : 県内の主な10施設のリハビリテーション実践病院の看護職意識調査
- 今、なぜ看護教育力が問われるのか
- 保健師はこども虐待支援にどう関わっているか (焦点:地域では今--さまざまな在宅ケア活動の現状と課題)
- 社会的ひきこもり青年を抱える家族の困難さと支援ニーズに関する研究
- 1か月児を持つ母親の養育意識と心配事・ソーシャルサポートとの関係について
- 介護家族支援--ケアマネジメントの視点から (介護家族という新しい家族) -- (理論)
- 介護家族の介護適応プロセスおよびQOLとケアマネジメントのあり方 : 若年・高齢女性、男性介護による介護継続意志の比較検討
- 在宅寝たきり老人の介護者の悩み・困難と介護継続意志関連要因の比較検討
- 在宅寝たきり老人の介護者の介護継続意志に関連する要因の検討
- シルバー元気塾と健康づくり (特集 健康づくりへの取り組み)
- ケアマネジメント事例演習による専門的特徴とチームアプローチの意義の認識 : 保健医療福祉学部4学科混合チームでのケアプラン作成
- 看護職の現任教育推進プログラムの開発及びアクションプランの作成(認定看護師の育成)
- O1-077 看護系大学学士課程助産学生の助産実習前OSCEにおける産婦ケア能力に関する学生の自己評価の特徴(学生教育I,一般口演,第52回日本母性衛生学会総会)
- 小児リハビリテーションにおける管理 (小児のリハビリテーション) -- (小児リハビリテーションにかかわる看護)