看護学科専門公開講座の報告 : 事例検討を用いた専門職者の実践能力を鍛える公開講座

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概要

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看護専門職者の実践能力を鍛える目的で、2つの専門公開講座を開催した。開催経過及び結果を総括し、今後の専門公開講座の方向性について考察した。テーマは「看護実践能力を鍛える看護教育」「看護管理者の実践能力を鍛える」であった。方法は受講者が持参した事例を元に問題分析及び対応策の検討を行った。受講者数は合計31名であった。参加後の反応は、「問題が明確になった」「不足している点が明らかになった」「視点が広がった」「問題解決の方法として取り入れたい」などの評価を得た。受講者は、看護学科の専門公開講座に対し、問題解決能力を高める場であることを望んでいた。当初は、講義から学びたいとの要求があったが、事例検討することで問題解決ができることを体験した。この体験から、事例検討は問題解決能力を高める有効な方法であることが理解できた。この受講者の反応から、公開講座で行った事例検討は実践能力を高める上で有効であったと言える。
埼玉県立大学の論文

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