LEOLEO(Leonid-Meteor Observer in Low Earth Orbit)-II : 小型衛星を用いた軌道上からの流星群観測
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概要
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流星は,彗星を起源とする塵が大気圏に突入して発光する現象であり,この塵には生命の起源となった有機物が含まれている可能性が示唆されている.本論文では,しし座流星群をはじめとする様々な流星群を,大気圏外から観測を行い,イメージおよび分光データを取得する小型衛星,LEOLEO(Leonid-Meteor Observer in Low Earth Orbit)-IIを提案する.本衛星には,I.I.CCDカメラ及び分光器が搭載される.これにより地上からでは大気の影響で観測が極めて困難であった,流星の紫外線領域での分光観測が可能となり,これまで得ることができなかった貴重なデータを得ることが期待できる.
- 2002-02-15
著者
-
吉田 和哉
東北大学大学院工学研究科
-
中西 洋喜
東北大学大学院工学研究科航空宇宙工学専攻
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加藤 治久
東北大学大学院工学研究科航空宇宙工学専攻
-
渡辺 敏暢
東北大学大学院工学研究科航空宇宙工学専攻
-
石上 玄也
東北大学工学部機械航空工学科
-
西牧 洋一
東北大学工学部機械航空工学科
-
丸木 武志
東北大学工学部機械航空工学科
-
渡辺 敏暢
東北大
-
石上 玄也
東北大
-
西牧 洋一
東北大学工学部 機械航空工学科
-
加藤 治久
東北大学大学院 工学研究科 航空宇宙工学専攻
-
丸木 武志
東北大学工学部 機械航空工学科
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