筑後川下流域のクリーク雑草「チクゴスズメノヒエ」の生態と防除 : 第4報 種子繁殖に関する調査
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概要
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1. In order to evaluate the reproductive ability by seeds of P. drstichum L "Chikugo suzumenohie", production, fertility, dormancy breaking of the seeds and growth of the seedlings were investigated. 2. Seed production of this weed was amounted approximately to 100 seeds per panicle and was estimated at 100, 000 per m^2 in a creek. 3. Ripening percentage of the seeds was 5 〜10% on the average. This parameter showed a negative correlation with precipitation in the blooming period. 4. The seeds which fell naturally in a creek were still alive in the next spring and showed a high degree of viability. 5. Dormancy of fertile seeds was broken in part for a month when the ambient temperature ranged from 5℃ to 10℃ and when the amount of moisture was adequate. Alternating temperature was also effective in breaking dormancy. 6. Optimum germination temperature was 30℃, minimum, 20℃ and maximum, 40℃. 7. Seedlings of the subspecies P. distichum L. "Chikugo suzumenohie" were found to be morphologically similar to those of P. distichum L. "Kishu suzumenohie", except for a few differences. 8. For instance the stems of the seedlings of the former weed reached the same thickness as that from overwintering stems in mid-August, while in the case of "Kishu suzumenohie" this thickness was attained in mid-July. 9. The above results suggest the actual possibility of reproduction of this weed by seeds.
- 日本雑草学会の論文
- 1984-05-25
著者
-
大隈 光善
福岡県農業総合試験場
-
大隈 光善
福岡県農総試筑後分場
-
千蔵 昭二
福岡県農業総合試験場筑後分場(現)日植調福岡試験地
-
千蔵 昭二
福岡県農業総合試験場筑後分場
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千蔵 昭二
福岡県農業総合試験場・筑後分場
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