筑後平坦肥沃地における水稲主要品種の晩植限界について
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概要
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1,筑後平担地での主要品種の晩植限界を明らかにするため,収量・品質の許容限界を設定し,出穂前と出穂後の積算温度および出穂期と収量・品質との関係を検討した。2,各品種とも移植期〜出穂期の積算温度,出穂期および出穂後30日間の積算温度と収量'品質との閥には高い相関がみられた。3,黄金晴は日本晴に比べ,晩植による出穂1成熟期の違いはなかったが,収量性がすぐれていた。ニシホマレは中・晩生種の中では晩植適応性がすぐれていた。4,昭和51,55年度のような異常気象年を考慮した場合の晩櫨限界は,黄金晴では7月10〜15日,日本晴,あそみのり,ニシホマレでは7月10日頃,レイホウでは6月30日頃であった。
- 日本作物学会の論文
- 1981-12-10
著者
-
矢野 雅彦
福岡県農業総合試験場豊前分場
-
矢野 雅彦
福岡県農業総合試験場筑後分場
-
大隈 光善
福岡県農業総合試験場
-
大隈 光善
福岡県農総試筑後分場
-
矢野 雅彦
築上地域農業改良普及センター
-
千蔵 昭二
福岡県農業総合試験場筑後分場(現)日植調福岡試験地
-
吉留 純一
福岡県農業総合試験場筑後分場
-
千蔵 昭二
福岡県農業総合試験場筑後分場
-
千蔵 昭二
福岡県農業総合試験場・筑後分場
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