日本のニワトリおよび鳥類血清における細網内皮症ウイルスに対する抗体調査(短報)
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概要
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日本各地からの鶏を含む鳥類の血清に細網内皮症ウイルスに対する抗体が存在するか否か検討した. 鶏では, 寒天ゲル内免疫拡散法(AGID)により14/54農場(25.9%), 27/126鶏群(21.4%), 271/1,892例(14.3%)が陽性であった. AGID陽性血清は間接蛍光抗体法あるいはウイルス中和試験, あるいは双方で陽性であった. 鶏以外では, 北京アヒル(1/120例; 0.8%)とキジ(4/27例; 14.8%)がAGID陽性だった. これは日本で最初の成績である.
- 社団法人日本獣医学会の論文
- 1993-10-15
著者
-
小山 弘之
北里大学獣医伝染病学教室
-
佐々木 卓士
北里大学獣医学部・毒性学教室
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小山 弘之
北里大学獣医畜産学部獣医伝染病学教室
-
佐々木 専悦
北里大学獣医伝染病学教室
-
佐々木 専悦
北里大学獣医伝染病学教室:(現)秋田県畜産試験場
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