大阪府における越冬蚊の生態, とくにコガタアカイエカの越冬に関する研究 : 4. 越冬蚊と新生蚊の出現に及ぼす温度の影響
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概要
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Meteorological analysis of the 1967-1975 mosquito survey in Izumi-Mibayasi area of Osaka Prefecture revealed that the day of first appearance of overwintered females of Culex tritaeniorhynchus was strongly correlated with the cumulative temperature (day-degree) from February 21 to March 31. Most of the overwintering mosquitoes seemed to have completed diapause at latest by late February in this area. But, the first appearance of the-mosquitoes delayed in years when the cumulative temperatures during this period were less than 335. 1 daydegrees, and the mosquitoes began to be attracted to a dry ice trap when temperature at sunset was above 13℃ or mean daily temperature was above 14.5℃. Flight activity of the mosquitoes was also inhibited when the days in which mean daily temperature was below 14.5℃ increased in early or mid April.
- 日本衛生動物学会の論文
- 1988-03-15
著者
-
武衛 和雄
大阪府立公衆衛生研究所
-
吉田 政弘
大阪府立公衆衛生研究所
-
中村 央
Osaka Prefectural Institute Of Public Health
-
中村 央
大阪府立公衆衛生研究所医動物室
-
伊藤 寿美代
大阪府立公衆衛生研究所:(現)京都府立医科大学医動物学教室
-
武衛 和雄
(株)大阪製薬
-
伊藤 寿美代
京府医大・医動
-
中村 央
大阪府立公衆衛生研究所
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