正弦波モデルの波形表現特性
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概要
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任意の正弦波の線形和で波形を表現する正弦波モデルによる波形表現の一つとして一般調和解析(GHA)による波形分析が平田ら(EA98-61)によって提案されている。GHAは(1)高い周波数分解精度、(2)雑音抑制、(3)分析区間外の信号の予測、がその特徴として平田らは指摘している。本報告はこれらの特徴に対してコンピュータシミュレーションにより音声の有声音部を主な分析対象として定量的に検討した結果の報告である。その結果(1)フーリエ分析より少ない周波数で波形を表現できるが演算量が大きい、(2)10dB程度の雑音抑制効果がある、(3)分析フレーム長128点(16ms)で予測された次のフレーム信号との間で最大0.8程度の相関を有し、予測誤差最大5〜7dB程度である、ことを明らかにした。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-10-23
著者
-
東山 三樹夫
早稲田大学
-
東山 三樹夫
工学院大学情報工学科
-
小池 恒彦
NTTアドバンステクノロジ
-
庄司 誠一朗
工学院大
-
小池 恒彦
NTT-AT
-
庄司 誠一朗
工学院大学
-
庄司 誠一郎
工学院大
-
東山 三樹夫
工学院大学大学院情報学専攻
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