伝達特性の平滑化によるハウリング抑止効果
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概要
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拡声系装置ではハウリングやエコーの防止が重要である。本研究は、室内音場を含む拡声系の伝達特性を平坦化して系の安定化を図るものである。本報告では、伝達特性の最小位相成分の逆特性をもつフィルタを挿入することによって、系の安定化を検討した。その結果、正確な逆フィルタではなく、ケプストラム処理によって周波数特性を平滑化した逆フィルタを用いることによって、拡声系伝達特性の経時変化による大きな影響を受けることなく拡声系を安定化できることを、実測と計算機実験によって確認した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-04-22
著者
-
東山 三樹夫
早稲田大学
-
平井 徹
ヤマハa開センター
-
東山 三樹夫
工学院大学情報工学科
-
清水 寧
ヤマハa開センター
-
清水 寧
ヤマハ音響技術開発室
-
平井 徹
ヤマハ音響研
-
牛山 聡
トーエイ工業
-
牛山 聡
トーエイ工業(株)
-
東山 三樹夫
工学院大学大学院情報学専攻
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