Cu拡散防止用アモルファスTi-Si-N薄膜の検討
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概要
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結晶粒界のないアモルファスTi-Si-N拡散バリヤ膜について検討した.Ti-Si-Nは,TiSi,TiSi_2,ターゲットを用い,Ar/N_2中で,反応性スパッタリング法により作製した.組成がTi:Si:N=1:1:1.4の膜特性を調べた.熱的にも安定な非晶質であることを確認した.ストレスは低く,圧縮応力で,0.28GPa.バリヤ性は,ジャンクションリーク測定により,600℃でも保たれることを確認した.従って,アモルファスTi-Si-N膜は,Cu配線の拡散防止層として有効な膜である.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-05-25
著者
-
須黒 恭一
(株)東芝 セミコンダクター社 システムLSI開発センター
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下岡 義明
(株)東芝
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須黒 恭一
(株)東芝ulsi研究所
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須黒 恭一
(株)東芝
-
飯島 匡
(株)東芝ULSI研究所
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下岡 義明
(株)東芝ulsi研究所
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