時変信号のための数値的に安定なRLSアルゴリズムの提案
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
適応信号処理において, 逐次最小2乗アルゴリズムがLMSアルゴリズムほどよく使われない理由の一つは, 有限精度演算環境下でのアルゴリズムの不安定さである。すなわち, LMSアルゴリズムにおいては数値的に安定であるleaky LMSアルゴリズムが提案されている。本論文では, 逐次最小2乗法の評価関数に係数のエネルギーを表す項を積極的に導入することで, 数値的に安定な逐次最小2乗アルゴリズムを導く。実験結果より, 提案する適応的アルゴリズムは従来の評価関数から得られる適応的アルゴリズムより, 数値的に安定であることが示される。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-01-25
著者
関連論文
- 8x8 MIMO-OFDM受信機におけるパイプライン型MMSE検出器のLSI設計 (スマートインフォメディアシステム)
- 4x4 MIMO-OFDM受信機における動的再構成可能なMMSE検出器のLSI設計(スマートパーソナルシステム,一般)
- MIMO-OFDM方式における差分判定を用いたタイミング同期の一考察(スマートパーソナルシステム,一般)
- 効率良い正規表現照合のための並列ビット分配にもとづいたハードウェア指向アルゴリズム (コンピュータシステム)
- 効率良い正規表現照合のための並列ビット分配にもとづいたハードウェア指向アルゴリズム (VLSI設計技術)
- エージェントシステムによる環境適応型OFDM方式コグニテイブ無線の特性評価(一般,技術展示,チュートリアル講演,一般)
- 遺伝的アルゴリズムを適用した帰納的学習による機械翻訳手法 (GA-ILMT) における淘汰処理の改良
- 遺伝的アルゴリズムを用いた帰納的学習による機械翻訳手法(GA-ILMT)における翻訳例を利用した淘汰処理の精度向上
- 遺伝的アルゴリズムを用いた帰納的学習による機械翻訳手法の性能向上のための改良
- 音声認識のためのマルチレートシステムを用いたスペクトルサブトラクション法(音声,聴覚)