256メガビットDRAMの回路技術
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概要
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コラム系の主要回路に高速化技術を適用し,ハンバンド・メモリーへの対応を可能とした256メガビットDRAMを試作した。ダイレクト・センシング型のコラム選択ゲートには,より面積占有率の少ない回路を用い,階層化データバスの最適分割とカレントミラー負荷型差動増幅器のコモンモード入力電位の改善により,チップ面積の増大を抑えながら読みだし動作の高速化を達成した。入出力部分はLVTTLとCTTを回路的に共有させ,必要に応じてインピーダンス整合線路を利用した入出力が行えるようにした。蓄積電極には5枚フィンのスタックトキャパシタを採用し,20fFの蓄積容量を得た。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1993-05-27
著者
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田口 眞男
富士通株式会社第4システムlsi事業部
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田口 眞男
Spansion Japan
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相川 忠雄
富士通株式会社第4システムLSI事業部
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内田 敏也
富士通半導体第2事業本部
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内田 敏也
富士通第二LSI設計統括部
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田口 眞男
富士通第二LSI設計統括部
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大西 康弘
富士通第二LSI設計統括部
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高瀬 利貴雄
富士通第二LSI設計統括部
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相川 忠雄
富士通第二LSI設計統括部
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山口 秀策
富士通第二LSI設計統括部
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山口 秀策
富士通株式会社LSI商品事業本部DRAM事業部
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