2種類の点検をもつシステムの最適方策(セッション1 : ソフトウェアの信頼性,信頼性理論)
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概要
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本研究では,2種類の点検によって定期的に検査されるシステムを考える.Type-1点検では,点検1回当りの費用は小さいが,故障によって検出不能なものが存在する.Type-2点検では,あらゆる故障を検出可能であるが,1回当りの費用が大きくなるため,Type-1点検よりも低い頻度で実行されるとする.とくに,システムに対して,Type-1点検をm回実施するごとにType-2点検を実施すると仮定する.このようなシステムに対して,期待費用を最小にする最適なm〜*を求める.また,有限なN回のType-2点検で取替が実施されるモデルについても考察する.さらに,故障分布が指数分布で与えられるとき,具体的に数値例を挙げ種々議論する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2004-05-14
著者
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