製造業大手企業のITの相対ベンチマークの試行と結果

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概要

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コンシューマプロダクトを製造していて業態に共通点の多い国内大手企業5社のITの相対評価を行なった。本研究では、購買、生産、物流など、企業における業務プロセスの「パフォーマンス」を測り、ここに貢献していると考えられるITの能力を求めた。さらに、インタビューによる定性的な観測も行なった。この計測方法と、これらの値に多面的な指標を与えて相対的な座標の形で結果を示す点が本研究の特徴である。この結果によって、各社が自社のITの問題点を明確にでき、IT戦略の立案に役立つ資料となることが確かめられた。また、今回の結果を分析し、企業の経営レベル、事業戦略とつなげたITの役割についても考察する。
社団法人電子情報通信学会の論文
2002-01-18

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