オブジェクト指向分析におけるオブジェクトモデルと機能モデルの作成を支援するシステム

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概要

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オブジェクト指向分析に対するツール等による支援は分析後に結果をまとめる段階におけるものがほとんどである。本システムでは現状で不足している。「分析」過程そのもの、つまり分析時の試行錯誤の状態に対する支援をシステムによるモデルの候補の提示を中心にした方法で行なう。分析の方法論としてはOMT法を用いて、その中でもオブジェクトモデルおよび機能モデルの構築を支援対象とする。オブジェクトモデルの構築ではオブジェクトの獲得と継承の導入の二点から支援し、さらにオブジェクトモデルを元に二つのモデルの要素の関連を利用して機能モデルの作成の支援としてモデル構成要素の候補の提示を考えた。そして実際にそれらの支援を行なうシステムを実装し、それを用いて支援内容の評価・検討を行なった。
社団法人電子情報通信学会の論文
1994-11-21

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