達成感を考慮した初心者ユーザを動機づけるヒューマンインタフェース

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概要

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本研究では、初心者ユーザの心理、その中でも達成感を中心に考慮することにより、ユーザが使いつづけたいと感じるためのインタフェースのあり方について提案した。いくつかの仮説をたてて実験を行った結果、ユーザの達成感はただ単に目標を成し遂げられたかということだけではなく、インタフェースによっても大きく異なることがわかった。コンピュータについて全く知識を持たないユーザ(NK群)は操作を理解し、作業過程を認識できる場合に達成感が高まる。また、ある程度の知識を持つユーザ(SK群)は操作を理解し、目標を成し遂げるためにユーザ自身が関わる度合いが大きい場合に達成感が高まる。さらに、達成感が動機づけに与える影響は、特にSK群おいて大きいことがわかった。
社団法人電子情報通信学会の論文
1998-03-26

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