分散環境における要求獲得コミュニケーションの支援システム

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概要

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ソフトウェアの要求獲得作業は、上流工程における要求者自身の要求の曖昧さや、専門分野の異なる分析者と要求者の知識や背景の違いといった問題点から、必ずしも正しく、効率良く行われているとは言えない。また、インターネットの普及により、分散環境での要求獲得の可能性も高まって来た。本研究では、要求分析資料と要求獲得インタビュー実験の結果を分析することにより、分析者の質問内容の特定とヒアリング時の話題の推移パターンを特定した。次にそれを元に、分散環境において要求獲得作業を効率化するテンプレートを作成し、情報の視覚化、要求の検証と確認を支援する要求獲得支援システムを試作し、実験によりその有効性を確かめた。
社団法人電子情報通信学会の論文
1997-03-18

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