ユースケースを使ったユーザのための進捗管理
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
これまでのソフトウェア開発の進捗管理は、開発者のために、開発者の視点でなされたものであった。特に実装工程では、モジュールまたはクラスのコーディング・テストによって進捗報告がなされている。しかし、これらのものでユーザが進捗度を理解することは難しい。オブジェクト指向では、ユーザにも開発者にも理解できるユースケースによって、工程の一貫性を保つことが唱えられている。本研究では、実装工程の進捗管理において、ユースケースを使って、開発者の作業を増加させることなく、ユーザが理解できる進捗管理システムを提案する。分析時にユースケースから認識したクラス・メソッドを、実装時のクラス・メソッドと関係づけることでこれを実現した。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2001-11-21
著者
関連論文
- 業務アプリケーション開発へのUML Profile for EDOCの適用法の提案
- オブジェクト指向分析の分析
- 遺伝的アルゴリズムのフライトスケジューリング問題への適用
- 要求分析のためのシソーラス作成支援
- MDAに基づくソフトウェア開発と従来手法の比較,及び実適用へ向けての考察
- MDAに基づくソフトウェア開発の事例と開発プロセス
- PAORE : パッケージ指向の要求獲得プロセス
- インタビューによる要求抽出作業を誘導するシステムの実現方法
- インタビューによる要求抽出作業を誘導するシステムの実現方法
- WWW上に構築するソフトウェア要求分析支援環境