可変ハードウェアを有する計算機システムにおけるハードウェア資源の管理について

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概要

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本稿では、FPGAなどを用いた再構成可能なハードウェアのための資源管理機構を提案する。その機能はソフトウェアのオペレーティングシステムに対応するもので、主に次の2点を行う:(1)ハードウェア的およびソフトウェア的な保護、(2)可変ハードウェアに対するデマンドページング処理。(1)は、可変ハードウェアにおける設計ミスにより、システム全体の機能誤りや、主記憶の許されない領域にアクセスしたりすることを防止し、Unixと同程度の信頼性を確保するためのものである。通常の計算機システムは、ハードウェアに対して無防備であるため、可変ハードウェア向けの機構は不可欠である。(2)は、可変実ハードウェアの容量を越える大きさのハードウェアを、デマンドページング手法を用いて実現する手法について述べる。
社団法人電子情報通信学会の論文
1997-12-12

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