スペースデブリ形状とレーダー散乱断面積変動に関する理論的考察
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概要
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スペースデブリの衝突による被害を予測するためには,その形状及び質量分布を詳細に調べる必要がある.しかし,これまで行なわれてきた金属球換算による方法では質量を過大評価していた.我々はワイヤーグリッド法を用いて,スペースデブリ表面に正弦波状及びパルス状の凹凸がある場合の散乱断面積変動を調べた.パルス状の凹凸を滑らかな凹凸に変換し,散乱断面積変動の点で等価な楕円を導く方法を明らかにした.また,任意形状の物体に対してもその形状から散乱断面積変動を予測し,等価楕円を用いて形状分布の推定を行なう方法を提案する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-01-28
著者
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