単一レンジドップラー干渉計法によるスペースデブリ形状の直接推定
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概要
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物体形状の推定はスペースデブリ観測の重要な課題の一つであるが、レーダー観測ではいかに大口径のアンテナを用いてもデブリの大きさを直接識別することは非現実的である。これを克服する有力な手法として、自転している物体についてはRange-Doppler Interferometry(RDI)による二次元イメージングが開発されている.しかし、この手法は十分な距離分解能と周波数分解能が得られることを前提としており、微小な物体には適用できない。本報告では、観測対象が単一のレンジゲートに含まれる場合に、ドップラー情報のみを用いて物体の二次元画像を得る手法を提案し、その特性をシミュレーショにより検証する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-09-26
著者
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