任意層境界に対するレイトレーシング法のアルゴリズムの拡張
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概要
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我々は埋設管探査や遺跡探査等への応用を目的として, 離散モデルフイッテイング法を用いた波長規模物体のレーダー像再構成について研究を行なっている. この方法では, 再構成像を繰り返し修正し, 推定受信信号と観測受信信号の差の二乗和が最小となるようにする. 従って, 再構成像を修正する毎に推定受信信号を計算する必要がある. これまで, 我々は簡易かつ高速で回折波をも取り扱えるレイトレーシング法のアルゴリズムを開発してきた. しかし, これまでのアルゴリズムは, 回折波を考慮するため, rayをray群として管理するので, 取り扱える層境界の形状に制約があった. このアルゴリズムを拡張し, 複雑な形状の層境界に適用可能とする.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-03-06
著者
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