均一分散性媒質中のレーダ物体像再構成法の研究
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概要
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我々はこれまでに離散モデルフィッティング法によるレーダー物体像再構成法に関する研究を行なってきた. この手法は無損失媒質中の大きさが有限で滑らかな形状を持つターゲットの形状推定に適用できる. 今回この離散モデルフィッティング法のアルゴリズムを拡張して, 分散・損失性媒質中のターゲットの形状推定を行った. 離散モデルフィッティング法は, 非線形最小二乗法を用いて観測受信信号に推定受信信号をあてはめ, 最適な物体像を推定する手法である. 推定受信信号の計算には簡易かつ高速なレイトレーシング法を用いる. 本報告では計算機シミュレーションを用いてアルゴリズムの検証を行ない, クラッタ環境下でも安定な推定が行えることを示した.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-01-30
著者
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