レーダー物体像再構成のための分散性媒質中のレイトレイシング法
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
我々は地下探査レーダーデータを解析し, 標的の形状を推定する手法として離散モデルフイッティング法を用いたパラメトリックなアルゴリズムを開発し, 計算機シミュレーションによってその特性を評価してきた. この方法では, 多数回の反復討算を必要とするので我々は簡易かつ高速で回折波をも取り扱えるレイトレーシング法のアルゴリズムを開発してきた. これまでの研究では媒質は無損失であると仮定していたが, より一般の媒質に対応するため分散・損失性媒質中での取り扱いを可能にした.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-03-06
著者
関連論文
- 航空機搭載レーダとMUレーダを用いたTRMM降雨レーダの観測精度の検討
- MUレーダーと航空機レーダーを用いた降雨空間不均一性効果の検討
- MUレーダーと航空機搭載レーダーによる降雨の同時観測
- 任意層境界に対するレイトレーシング法のアルゴリズムの拡張
- レーダー物体像再構成のための分散性媒質中のレイトレイシング法
- 均一分散性媒質中のレーダ物体像再構成法の研究
- 地下探査レーダーを用いた埋設物体の形状推定とその問題点
- 離散モデルフィッティング法を用いたトンネル掘削機前方監視レーダーの信号処理
- 任意形状地層境界を含む媒質中の埋設物のレーダー探査に関する研究
- 離散モデルフィッティング法を用いた有限の大きさを持つターゲットの形状推定の試み
- 離散モデルフィッティング法によるレーダー物体像の再構成 : レイトレーシングによる高速化
- 衛星-地上系同報通信システムの過渡特性の検討
- ハイブリッドARQ方式による衛星-地上系同報通信プロトコルの検討
- VSATを用いた衛星同報通信の実験検討
- VSATを用いた衛星同報通信における適応型データ誤り制御プロトコルの検討
- 近距離空間ダイバーシティを用いた衛星同報通信連携プロトコルの特性評価
- レーダ物体像再構成のための波数領域2次元内挿法
- 傾斜境界を持つ層状媒質中のレーダー物体像再構成法
- 離散モデルフィッティングによる有限の大きさを持つターゲットの形状推定
- スペースデブリ形状とレーダー散乱断面積変動に関する理論的考察
- 地下探査レーダー信号処理における地層境界の推定
- MUレーダーデータを用いた衛星搭載レーダー降雨推定法の精度検討
- 単一レンジドップラー干渉計法によるスペースデブリ形状の直接推定
- MUレーダーと境界層レーダーによる降雨粒径分布の二周波同時観測