あけぼの衛星波動観測によるプラズマ圏内電子密度分布推定のアルゴリズム
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概要
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あけぼの衛星(EXOS-D)は1989年2月に打ち上げられ,遠地点高度約10,000km,近地点高度約275km,軌道傾斜角75°,軌道周期214分で地球を周回している.あけぼの衛星搭載のVLF波動観測装置では船舶の遠距離航行支援システムである地上からのオメガ信号を電界2成分,磁界3成分で連続的に観測できる.この観測からオメガ信号の伝搬ベクトル,伝搬時間を求めることができる.一方で,観測点における電子密度が衛星軌道に沿って得られており,これらを用いてプラズマ圏内全体の電子密度分布推定を行なってきた.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-09-26
著者
-
笠原 禎也
金沢大学大学院自然科学研究科
-
木村 磐根
大阪工業大学情報科学部
-
木村 磐根
京都大学工学部
-
引馬 章裕
京都大学工学部電気工学第二教室
-
笠原 禎也
京都大学工学部電気工学第二教室
-
引馬 章裕
京都大学工学部
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