Log-Polar画像の高次局所自己相関特徴による大きさ・回転に不変な2次元図形認識

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概要

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アクティブビジョンシステムでは、対象物を視野の中心で注視させておく機能が必要であり、それを使った認識では、大きさ・回転の変化に強いことが重要である。また、アクティブビジョンシステムでは、人間の眼のように視野の中心の解像度が高く、中心から離れるにしたがって解像度が低くなるような中心窩視覚センサが有効である。中心窩視覚センサの最も単純なモデルの一つであるLog-Polar変換は、大きさ・回転の変化が平行移動で表せるので、Log-Polar変換により得られた画像から、平行移動に不変な特徴量が抽出できれば、大きさ・回転の変化に強い特徴量が得られる。大津、栗田は、高次局所自己相関特徴を用いた対象物の平行移動に不変な認識手法を提案し、顔画像の認識等に応用した。ここでは、Log-Polar画像から抽出した高次局所自己相関特徴を用いた大きさ・回転に不変な認識手法を提案する。
社団法人電子情報通信学会の論文
1997-03-06

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