福笑いモジュールを用いた顔画像のインタラクティブ検索

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概要

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人の認識・識別に関して最も重要な情報のひとつである顔画像を対象としたデータベースは、犯罪捜査・セキュリティ・人事管理などの点から、社会的に果たす役割は大きいと期待される。画像データベースの検索キーとしては、言語キーと画像キーが考えられる。言語キーを用いた検索の場合、対象となる画像と言語キーとの適切な対応がとれなかったりする欠点がある。一方、画像キーを用いた検索の場合は、検索者がイメージを絵として表現するのに描画能力が必要だったり、描画された絵から検索システムが検索者の意図を汲み取るのが難しいという問題があった。本研究では、検索キーとして福笑いモジュールによる合成顔画像を用い、検索者の意図を反映した類似尺度に基づき、顔画像をインタラクティブに検索する方法について検討する。
社団法人電子情報通信学会の論文
1996-03-11

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