影を拡張したインタラクティブな映像空間の創出
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概要
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本稿では影を拡張したインタラクティブな映像空間の創出法として"Graphic Shadow"を提案し,実装したシステムについて紹介する.システムはユーザの視界だけでなく,ユーザのいる物理環境そのものに直接合成画像が統合されるSpatially Augmented Reality (SAR)を用いる.SARでは前面プロジェクションを行う際に,ユーザ自身が影を生じてしまう問題があるが,本稿ではマルチプロジェクションを利用した光学系により,そのような影を補償したり,逆に利用したりすることによって解決を試みた.システムはユーザの影に色彩豊かな画像やテクスチャを貼り付け,時にはダイナミックな効果を与えることによってその空間を演出する.本稿ではGraphic Shadowを実現2つのシステム"Textured Shadow"と"Pictorial Shadow"を実装した.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2003-06-26
著者
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