音声の情緒空間のモデリング過程について

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概要

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近年、音声に関する「感性情報」を分析する研究が盛んに行われている。本研究室でも非言語音声と音声の印象抽出とを利用して表情操作システムを試作してきた。このシステムでは、表情変形に音種と音程変化を対応付け、現在では表情変形操作をより自然なものにするために、音声の持つ情緒や情動の情報と表情とを対応させることを試みている。しかし、表情に関する情緒モデルは報告されているのに対し、音声によるモデルは報告されていない。そこで本稿では、音声に関する情緒の位相空間モデルの構築を目標とし、そのモデリングのためのプロセスを提案する。
一般社団法人電子情報通信学会の論文
1996-03-11

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