弾性、塑性、粘性を包括的に扱う3次元形状変形手法の試作とその評価

スポンサーリンク

概要

論文の詳細を見る
本研究では、物理的材質を決定する3種類のカ学的特性(弾性、塑性、粘性)に着目し各特性に簡単なパラメータを対応させ、そのパラメータ値の変更のみによって諸特性を統一的に取り扱う形状変形手法について検討している。この手法の特徴は、諸特性の力学的挙動の解析に必要な応力-ひずみ方程式の持つ情報を各パラメータに集約して対応付け、それを有限要素法を用いて解析する点にある。そこで本論文では、この手法を用いてパラメータと繊維類および金属類に関して物性値をもとに対応付けを試みた。さらに、パラメータの組み合わせによる数種類のシミュレーションを行い、その結果を視覚的、カ学的両側面から評価した。本手法の利用により、仮想の材質に対する変形シミュレーションも可能になると思われる。
1996-03-06

著者

関連論文

もっと見る

スポンサーリンク