曲面発光体から放射される光の表現に関する簡便な計算手法

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概要

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三次元コンピュータグラフィックスにおいて、物体表面上の光源から放射された光の反射の表現は不可欠なものとなっている。しかし、その光は任意の位置の点光源から放射されたものや無限遠点からの平行光線であり、面光源円の場合でも簡単な平面であることが多く、曲面を扱った例はあまり報告されていない。また、曲面を微小平面に分割した上で各面からの光のエネルギーをレイトレーシングによって求める方法は計算量の点で実用的とは言えない。そこで本稿では、関数で表された曲面をもつ発光体モデルを想定し、それから放射される光を物体表面上の反射の様子によって表現するための簡便な手法を提案する。
社団法人電子情報通信学会の論文
1996-03-11

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