ON-OFF型網膜神経節細胞の受容野構造と符号化様式
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概要
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輝度の上昇と下降の双方に一過的に反応するON-OFF型網膜神経節細胞(RGC)のさまざまな光刺激に対する応答を電気生理学的に記録し,受容野の構造と輝度情報の符号化様式について定量的に検討した.反応を誘発する興奮部と反応を抑制する抑制部があり,方向選択性を示さないRGCではその中心は一致していたが,方向選択性RGCでは抑制部が最大応答方向にずれていた.白色Gauss雑音で輝度変調した刺激光によって誘発されたスパイク列は,Poisson過程とは異なる発火パターンを示した.明化,暗化の相互抑制と,暗化による明化反応の促通が見いだされた.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2002-03-13
著者
-
内山 博之
鹿児島大学工学部
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青木 謙二
鹿児島大学学術情報基盤センター
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青木 謙二
鹿児島大学工学部情報工学科
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内山 博之
鹿児島大 工
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馬渡 里子
鹿児島大学工学部情報工学科
-
中間 直人
鹿児島大学工学部情報工学科
-
青木 謙二
宮崎大学情報基盤センター
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