網膜神経節細胞の受容野の時空間特性 : Spike triggered average法による解析
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概要
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ウズラの網膜神経節細胞 (RGC) の受容野の時間特性をspike triggered average (STA) 法を用いて解析した. on RGC, off RGCではSTA法によって得られた波形 (STA波形) は細胞の時間応答特性をよく表現した. on-off RGCでは, on反応, off反応を分離して加算平均し, on波形, off波形を別々に得ることができた. このように鳥類の視覚系に於いてもSTA法の有効性が示された.
- 1998-01-31
著者
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内山 博之
鹿児島大学工学部
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松延 広幸
鹿児島大学工学部情報工学科
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内山 博之
鹿児島大 工
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金谷 尚秀
鹿児島大学工学部情報工学科 科学技術振興事業団さきがけ研究21「知と構成」領域
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金谷 尚秀
鹿児島大学工学部情報工学科
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