船舶の衝突予防援助装置の開発について

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概要

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本発表は、ARPAの航行環境情報の表示方式について考察を行ったものである。考察は、次の4項目について行った。(1)船舶の諸元及び性能特性の統計解析について、(2)ARPAを用いた船舶長の観測と、船舶の性能特性の推定手法について、(3)航行環境の危険度評価指標のモデル化について、(4)潜在的危険海域表示情報と音声警報の支援効果について、考察の結果は、次の通りである。(1)ARPAで航行船舶の船舶長を観測して、相手船の性能特性を推定できる。(2)船舶の避航領域は停止性能と接近速度で定量的にモデル化できる。(3)ARPA画面に潜在的衝突危険海域を表示して、音声で警報指示することによって衝突予防支援効果が向上する。
社団法人電子情報通信学会の論文
1999-10-26

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