高速航行シミュレーションによる安全性評価法等の研究
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概要
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With the current economic growth of our country, many high-speed vessels are coming into the market. Because of their high performances, the safety of navigation between the new high-speed vessels and conventional systems, which include conventional ships, traffic routes and navigation aids, has been required. To establish the navigation safety of high-speed vessels, we conducted "A study on methods of safety assessment by using a simulator for a high-speed vessel" and the study was carried out from 1991 to 1995 with a financial support by the budget of the Research and development in Transportation Technology. This report summarizes the research activities of "A study on methods of safety assessment by using a simulator for a high-speed vessel". Through the study, we proposed an evaluation method for ship navigation by using a ship-handling simulator, safety manners in navigating high-speed vessels and some effective navigational aids for high-speed vessels. This study is divided into three parts. The first part is the improvement of our ship-handling simulator to fit for high-speed vessels and various navigation aides. The study on a safety evaluation method for high-speed vessel is the second part. The last part is the experimental evaluation of a support system to assist high-speed navigation. As the result of simulator experiments under various conditions of our renewed ship-handling simulator, practical safety margin and safety manners of high-speed navigation and the support system were proposed. In addition to those principal results of our simulator experiments, we conducted on-board experiments of encounter between a high-speed vessel and ordinary speed ships. It suggested the way of safety high-speed navigation in a congested area. Through the researches of high-speed vessel' s safety, we also examined effective support for conventional ships that is handled by fewer personnel. This Study will leads to produce the practical support equipment that enables even one-man watch. Furthermore we developed the technique which represents lights of aids to navigation properly in computer graphics imagery of a ship-handling simulator. Results of our study were referred by RR committees in the Shipbuilding Research Association of Japan. Our proposal of the safety assessment of high-speed navigation with a safety margin as an index has been accepted widely in a ship navigation field. The support system for one-man watch is going to be installed in a newly-developed domestic oil tanker. In cooperation research with the Safety Marine Agency, the rearrangement of the Kanmon Passage was effectively assessed using the light expression technique. We hope that a safe and efficient marine transportation system will be realized by using our research results.
- 独立行政法人 海上技術安全研究所の論文
- 1998-05-13
著者
-
宮崎 恵子
船舶技術研究所
-
沼野 正義
船舶技術研究所
-
田中 邦彦
船舶技術研究所
-
宮崎 恵子
海上技術安全研究所
-
田中 邦彦
独立行政法人 海上技術安全研究所
-
福戸 淳司
独立行政法人海上技術安全研究所運航・物流系
-
桐谷 伸夫
独立行政法人海上技術安全研究所環境・エネルギー研究領域
-
桐谷 伸夫
海技研
-
伊藤 泰義
独立行政法人海上技術安全研究所輸送高度化領域
-
伊藤 泰義
船舶技術研究所システム技術部
-
福戸 淳司
船舶技術研究所システム技術部
-
桐谷 伸夫
船舶技術研究所システム技術部
-
三友 信夫
船舶技術研究所システム技術部
-
有村 信夫
船舶技術研究所システム技術部
-
金湖 富士夫
船舶技術研究所装備部
-
平尾 好弘
船舶技術研究所東海支所
-
村山 雄二郎
弓月商船高等専門学校
-
伊藤 泰義
運輸省船舶技術研究所
-
村山 雄二郎
運輸省船舶技術研究所システム技術部
-
有村 信夫
独立行政法人海上技術安全研究所輸送高度化研究領域
-
金湖 富士夫
海上技術安全研
-
村山 雄二郎
船舶技研
-
平尾 好弘
海上技術安全研究所海洋リスク評価系
-
桐谷 伸夫
船舶技術研究所
-
田中 邦彦
運輸省船舶技術研究所システム技術部
-
伊藤 泰義
船舶技術研究所
-
有村 信夫
船舶技術研究所
-
金湖 富士夫
船舶技術研究所
-
福戸 淳司
船舶技術研究所
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