WWWを用いた遠隔実験・実習システム
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概要
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最近のインターネット技術の目覚ましい発達により,WWWを用いてインタラクティブで高度な遠隔教育サービスを提供することが可能になってきている.しかしながら,実験や演習が必須となる工学教育においては,大規模で高価な実験装置やソフトウェアを使うことが少なくないため,設備の整った実験室や演習室に学生を集めて教育を行わざるをえなかった.一方,ロボット工学の分野では,マニピュレータや移動ロボットを遠隔で制御するテレオペレーション技術が開発されている.そこで本稿では,これらのインターネットとテレオペレーションの技術を融合することで,実験室や演習室で行わなければならなかった実習科目を,インターネットを介してどこからでも履修できるような遠隔教育サービスを実現するための技術とその試作システムについて報告する.本システムでは,ユーザ側がWWWブラウザを用意するだけで,ロボットアームや移動ロボットの制御実験や画像処理プログラミング演習を遠隔で行うことができる.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2002-03-01
著者
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岩月 正見
法政大学大学院システムデザイン研究科
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岩月 正見
法政大学工学部システムデザイン学科
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加藤 偉之
法政大学工学部
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米川 輝
法政大学情報技術(IT)研究センター
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米川 輝
法政大学工学部
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佐藤 晋平
法政大学工学部
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岩月 正見
法政大学工学部
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