相関ステレオ法のための領域照合による隠ぺい検出と適合窓の推定
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概要
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従来の相関法によるステレオビジョンでは, オクルージョンによって視差が急激に変化する付近では正確な対応点を決定できず, 視差を精度よく求めることができない場合がある.また, 物体面がカメラの光軸に対して傾斜している場合, 相関が最大となる窓の大きさが左右で異なるため, 誤りが生じるという問題点もある.そこで本論文では, 相関ステレオ法を適応する前に, 左右領域の同一色系列パターンを検出するにより, オクルージョン領域をあらかじめ除去するだけでなく, 左右画像の対応領域の長さの比に応じて相関窓の伸縮を推定し, 誤対応を軽減する手法を提案する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2001-12-14
著者
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