相関ステレオ法のための色領域分割による探索範囲の限定
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概要
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従来の相関法によるステレオビジョンでは,オクルージョンによって視差が急激に変化する付近では正確な対応点を決定できず,視差を精度よく求めることができない場合がある.そこで本稿では,相関ステレオ法を適応する前に,スキャンラインごとに左右両画像を色領域分割し,左右領域の同一色系列パターンを検出するにより,マッチングを行う範囲を限定して,対応点探索が行える手法を提案する.このような前処理を行うことにより,オクルージョン領域をあらかじめ除去することができるため,視差すなわち奥行きの不連続な境界でも誤対応が大幅に軽減される.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-11-18
著者
-
岩月 正見
法政大学 工学部 情報電気電子工学科
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岩月 正見
法政大学工学部システムデザイン学科
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工藤 弘義
法政大学工学部
-
佐藤 正太
法政大学工学部
-
鈴木 俊生
法政大学工学部
-
岩月 正見
法政大学工学部
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