通常教室における講義のデジタルコンテンツ自動作成システム(e-LearningとFD支援/一般)
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概要
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近年, インターネット技術の発展により, 教育現場において, 講義のリアルタイム配信やオン・デマンド配信を行うためのe-Learningシステムの導入が増加している. そこで本論文では, 黒板の板書文字をベクトルデータ化して提示することにより, 通常教室における講義をデジタルコンテンツ化して提示できるシステムを試作したので報告する. 本稿のシステムでは, 最初に複数のカメラで撮影された黒板映像から, それぞれの板書情報を検出する. 次に検出された板書情報をパノラマ合成し, ライン検出により板書情報をベクトルデータとして抽出している. また, 画像の差分処理により, 壇上を移動する講師を追跡して, 小さなフレームとして講師映像を切り出す. 最後に, Webブラウザ上の仮想黒板に, 抽出したベクトルデータを板書文字として再現し, 講師映像を別フレームで提示して, それらを同期させて再生する.
- 2005-12-10
著者
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岩月 正見
法政大学大学院システムデザイン研究科
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米川 輝
法政大学情報技術(IT)研究センター
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橋本 政宏
法政大学大学院工学研究科
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若原 裕範
法政大学大学院工学研究科
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豊崎 大基
法政大学大学院工学研究科
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萩原 靖久
法政大学大学院工学研究科
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