3次元CADデータを用いたGA的手法による立体物の外観検査
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概要
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CADデータを用いて加工した立体物を検査するには,元のCADデータと照合するのが最も信頼性が高い。本論文では,検査用の基準データの位置合わせを,CADデータを元に生成したCG画像と実画像とを一致させる最適化問題と考え,GAを用いて位置合わせを行った。CGで描画する立体モデルを仮想生物とし,位置や姿勢のパラメータを遺伝子として与え,両画像の一致度を適応度とした。GAを階層化し,1段階目で得られたエリート集団を2段階目の初期個体にする方法を採用した。その結果,個体数を削減しでも局所収束は増加せず,しかも処理時間を短縮できることがわかった。マッチングにより得られたCG画像を検査の基準データとし,実画像との差分画像を用いて欠陥を検出した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-06-18
著者
-
川田 浩彦
大阪産業大学大学院工学研究科
-
紙谷 卓之
大阪産業大学 工学部
-
丸谷 洋二
大阪産業大学 工学部
-
川田 浩彦
筑波大学
-
川田 浩彦
北陽電機株式会社
-
丸谷 洋二
大阪産業大学工学部情報システム工学科
-
鈴木 隆之
大阪産業大学工学部
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