GAの階層化による立体物の位置合わせ
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概要
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これまでに我々は, 3次元CADデータを用いた立体物の外観形状検査の研究として, 遺伝的アルゴリズム (Genetic Algorithm;GA) を用いた立体物とCG画像の位置合わせの高速化に取り組んできた. 先に報告した方式では, 処理の高速化のために個体数を20と小さくとると, 世代交代数300で実験を行なった場合, 図1のに示すような局所収束が約10%の割合で起きた. これは, 個体群中の個体数が少ないため, 個体群の多用性が失われたからであると考えられる。局所収束を避けるための対策として個体数を大きくとると, 処理時間が長くなってしまう. 本報告では, 個体数が少ない場合においても局所収束を避ける手段として, GAの階層化による立体物の位置合わせ方式を提案する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-03-06
著者
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