講義再現システムにおけるスライドへの重要度自動付与法とその評価 (<特集>先端メディアの教育利用と教材データの格納・再利用/一般

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概要

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本報告では, 講義再現システムにおけ講義スライドへの重要度自動付与法について提案する(重要度とは教師が各スライドにつけた重要性に関する主観的評価値である).講義再現システムは,講義中に収集した8つの非言語情報(スライドの説明時間など)を多層ニューラルネットワーク(MLN)に入力し, その出力に基づいてスライド重要度を判定する. MLNの学習は, 非言語情報を入力に, また教師が付与した重要度を教師信号として誤差逆伝播法により行なう. 学習後のMLNを講義再現システムに組み込んで行なった評価実験の結果, 講義再現システムが付与した重要度と, 教師が付与した重要度の間には強い相関がみられた. このことから非言語情報がスライドの重要度を判断する上で良い基準となることが確かめられた.また,重要なスライドに対して説明に時間を割く,あるいはディジタルインクを多用する等の傾向がみられた.
社団法人電子情報通信学会の論文
2001-05-04

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