格文法解析による対話文からの知識収集

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概要

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質問・応答システムの研究はTREC 8やAAAI においても重要な問題として位置づけられている。対話型の質問・応答システムを実装する際には、質問の対象となるドメインの知識を収集する必要がある。従来、このような知識の収集はおもに人手によって行われてきたが、ドメイン領域の拡大や、人的コストの面などを考えると人手による知識の収集には限界があるといえる。近年では、文章が盛んに電子化され、また音声認識技術の向上などもあり、まとまった量の情報を自然言語コーパスの形式で得る機会も多くなってきている。そのようなコーパスから知識を自動的に収集することが出来れば、より大きな質問・応答システムへの応用も考えられる。本研究では、自然言語で記述された対話文を入力とし、文中に含まれる知識を自動的に収集するシステムの作成を行う。
社団法人電子情報通信学会の論文
2001-03-03

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