建築設計知的教育支援システムにおける図情報を用いた学習者モデルの構築法

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概要

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本研究は、建築設計教育を受ける初期段階の学習者を支援する知的教育システムを構築するために必要となる図情報の扱いと、学習者モデルの構築法について示している。建築設計で表現される図情報は、建築知識を背景とした意味を持っていることを説明し、平面図を作成するのに部屋名を概念的にオブジェクトとして捉え、オブジェクトを動作・位置関係を示すルールベースにより統合化する方法について述べた。またオブジェクトには、具体的な図形情報となるサブオブジェクトを持っており、パラメータの設定により形状を決めることも示した。これらのルールに従い、学習者とシステムが対話を行い、学習者の誤りの同定と、教師の示唆を与える教授システムの構成法について述べている。
社団法人電子情報通信学会の論文
1998-10-09

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