完全情報ゲームへの経験則適用による探索空間の縮小と評価

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概要

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本研究の目的は、完全情報ゲームの一つである対戦型オセロゲームの各局面において、適切な次手を選択するシステムの構築である。ゲームはルールと事実を用いる典型的な問題であり、ゲームの実行は解を探索することに置き換えられる。しかし、オセロゲームのような問題で探索技法として全数探索を用いると探索爆発を起こしてしまう。その為、経験則の適用や局面の評価を行い、縮小された探索空間の中で最適な次手を選択するようなメカニズムが必要となる。本稿では、システムの探索アルゴリズムとして使用したMiniMax法、α-βカットや、評価関数を用いた各局面の評価の方法について述べる。
社団法人電子情報通信学会の論文
1995-05-20

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